生育度日数 [2.0]
この記事の内容
植物の発育は熱の蓄積に依存します。積算生育度日数/時間(GDD)は、作物が特定の生育段階に達する時期を予測するために使用できます。McMaster と Wilhelm(1997)は2つの手法を提示しており、そのうちの「手法2」が、ZENTRA Cloud 環境モデルにおける GDD/GDH の算出に用いられています。
手法 2 では、T avgを計算する前に、最大 (T x ) 温度と最小 (T n ) 温度に対する値の確認を実施します。
計算式: T avg = (T x* + T n* ) / 2
T x*と T n*は、補正された最高気温および最低気温を指します。
- T x が上限温度よりも大きい場合、T x*は上限温度と同じ値に設定されます。
- T x が基準温度より小さい場合、T x* は基準温度と同じ値に設定されます。
- T n が上限温度よりも大きい場合、T n* は上限温度と同じ値に設定されます。
- T n が基準温度より小さい場合、T n* は基準温度と同じ値に設定されます。

サポート
生育度日数/時間(GDD/GDH)は、任意の温度測定値から算出することが可能です。
推奨センサー
生育度日数モデルの作成
- データ ページで 新しいデータ を選択します。
- 種類として 熱単位(GDD/GDH) を選択します。
- 1つ以上の温度データソースを選択します。
- データストリームの色を編集します。
- データストリーム名を編集します。
- 温度をクリックし、モデルのバリエーションを [成長度日] または [成長度時間] に変更します。
- 基準温度 と 最高温度 の値を入力します。最高温度の値はオプションです。
- 完了するには、[作成] を選択します。
- 新しいデータストリームがデータリストに表示されます。
生育度日

モデルのバリエーション
